簡易陰圧装置【杉本病院 介護医療院様設置実績】
2023年10月30日
最近は暑かったり、寒かったりと寒暖差がとても激しく、温度調節が難しくなり、寒暖差疲労とともに免疫力が弱まってしまうようです。
寒暖差による免疫力低下のせいか今年は、異例中の異例で非常にインフルエンザが流行し、患者数が昨年の“90倍”だとか・・・。
新型コロナウイルスとインフルエンザ同時流行の可能性があると報道がありましたが、新型コロナウイルス・インフルエンザ患者の受け入れや治療に関する報道の中で「陰圧室」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
●陰圧室とは？
様々な患者や高齢者が共存する病院・介護施設内において、室内の空気や空気感染する可能性のあるウイルスや殺菌が外部に流失しない様に部屋の中の空気圧が部屋の外より低くなるように管理されている部屋の事です。
しかしながら、陰圧室の設置には大規模な改築が必要となり、多大なコストがかかる事となります。
そんな中、一般病室に装置を据えて簡易的なダクト工事を行うことで低コスト・短時間で陰圧室に帰することが可能とする簡易陰圧室の需要が大変高まっております。
今回は、杉本病院 介護医療院様への簡易陰圧装置設置実績をご紹介させて頂きます。
🔳設置場所：杉本病院 介護医療院様(一部居室)
🔳設置製品：移動式簡易陰圧装置(SNPーAP01)×１台
●着工前
●設置後(完成)
設置後の陰圧測定結果は以下の通りとなりました。
🔳運転出力 300㎥/時間
🔳差圧測定結果 毎時14Pa
🔳おおむね3Pa以上が望ましい。
上記結果を踏まえ、通常使用時は300㎥/時間以上でのご使用で充分陰圧環境が整います。
| この位置 |
簡易陰圧室を設置すれば、
●感染者や感染疑いのある方を一時隔離する部屋を確保することができる
●クラスターの発生を防ぐことができる
●患者・利用者・従事者の健康や生活を守る事が出来る
●医療生活を安心して送れる環境を提供できる
など利点がたくさんあります！
また、各都道府県における簡易陰圧装置の補助金・助成金制度も行われております。
※助成金上限額や台数は都道府県によって異なります。
※下記リンクは、令和５年度宮崎県が行っております助成金制度についてです(2023年10月27日現在)。
陰圧室の設置を検討されている方はぜひ一度ご相談ください。
日之出酸素(株)