保安講習会に参加して知識を得よう!!
高圧ガスの最近の大きな事故として、2025年5月に東京都で新築住宅の工事現場で突然、爆発が起き、工事車両が激しく焼けたほか、爆風によって周辺の住宅や店舗など38棟の壁や窓、エアコンの室外機が破損するなどの恐ろしい事故があった事は記憶にあるのではないでしょうか。
今回の事故は、地中にあった「アセチレン」のボンベが工事中に損傷し、漏れ出したガスに引火した事が原因の様でした
アセチレンは代表的な可燃性ガスですが、爆発範囲は体積濃度2.5~81%と非常に広く、可燃性ガスの中で最も広範囲なのが特徴で、ごく薄い濃度から濃厚な濃度まで火がつきやすいことを意味し、空気中で火花などの点火源があれば燃焼・爆発する可能性があります。
今回は、地中に(本来ならあってはならない物)埋まっていたボンベに気づかずに招いてしまった事ですが現場での容器管理を徹底し、きちんとボンベを販売店等へ返却されていれば起こらなかったのではないでしょうか。
今回に限らず、高圧ガスの事故は毎年発生しているのが現状ですが、知識を習得してガスを扱う際の基本的なルールを守れば安全にガスを使用できます。
ブログを見て頂いている皆様の中には、溶接、熱切断用で酸素・アセチレンを使用している方もいるのではないでしょうか?
安全にガスを使用したいけれど、
知識を得る機会がない・・・、
従業員にしっかりとガス取扱いの教育が出来ていない・・・、
自分達のガスの取扱いは間違っていないのだろうか・・・・
など、感じている方に朗報です
宮崎県の県北地区(延岡市、日向市およびその周辺地区)を対象とした高圧ガス消費者保安講習会が2025年10月8日(水)に、延岡総合文化センターで開催されます
講習会内容は、酸素・アセチレンなどによる溶断をされている方が主に対象です。
参加は申し込みが必要となります。(申込期限:2025年9月26日(金))
今回の講習会に参加されたい方や、詳細を知りたい方は弊社までお問合せ下さい。
地区は限定されますが、定期的に県内各地区で開催されています。また、他県でも講習会は実施されていると思いますので、販売店や自県の高圧ガス流通保安協会などに問い合わせしてみて下さい。
是非参加して知識を得て安全にガスを使用しましょう。
ご安全に!!
本社:営業:👨